鹿せんべいの値段の推移を調べてみたら衝撃の事実がわかったんです!!笑
鹿せんべいと言えば鹿にあげるおやつとして奈良公園で販売されている鹿用の
せんべいなのはご存知の方も多いと思います。
その鹿せんべいなんですが、とうとう2019年の消費増税に合わせて10月から値段
が上がってしまうそうなんです!
消費増税の波がついに鹿せんべいにまで来てしまったわけです、、、
これを聞いて私はもう衝撃ですよ!!笑
鹿せんべいは食品なんだからお値段据え置きでいいじゃん!!と笑(そういう問
題ではない←)
ここで私にいくつかの疑問がわきました。
「鹿せんべいは今までも値上げをしてきたんだろうか?」
「だとしたら鹿せんべいの値段の推移も気になるな~」
「値上げしたとしたらそもそもはじめはいったいいくらだったんだろう?」
いったん気になるともう夜も眠れなくなってしまいます笑
そこで今回の記事ではそれらの疑問について調べてみましたので、みなさんに
ご紹介したいと思います!
鹿せんべいの値段とその推移が衝撃だった!!
鹿せんべいの歴史
鹿せんべいはもともと大昔から、それも江戸時代の頃からあったそうなんです。
江戸時代ということは1600年代から。正確には1670年頃からなのだそうです。
「 大日本名所図会」と呼ばれる書物の記録にも、人が鹿せんべいをあげる姿が
残っているのだとか。
なるほど!つまり逆算すれば鹿せんべいの歴史はすでに400年以上もあるという
ことなんですね~
もともと767年から奈良公園には鹿がいたそうで、1913年から奈良の「鹿愛護
会」の方たちが鹿の保護などの費用の確保を目的に鹿せんべいを販売しはじめた
のがきっかけなのだそうです。
鹿せんべいの値段とその推移を調べたら〇倍だった!!
鹿せんべいの値段が気になったので調べてみました。
大昔の値段まではさすがに見つかりませんでしたが、昭和35年頃からの
値段が判明しました!
それらをまとめていきたいと思います。
・~1960年:2円(一束あたり)
・~1968年:20円
・~1979年:50円
・~1991年:100円
・~2019年9月:150円
・2019年10月~:200円
この推移を見ても昔の1束当たりの枚数が正確にはわからないので正直単純比較
はできません。
もしかしたら昔は一束10枚ではなかった可能性もありますからね汗
しかし、販売価格の推移だけをみるとなんと当初の100倍にもなってしまったよ
うです、、
ちなみに消費増税とからめると、消費税が初めて導入されたのが1989年4月。
その影響かは別として、値上げは1991年にしていたようですが、それ以来鹿せん
べいの値段は大きさを少し小さくするなどの工夫によって、これまでずっと据え
置かれていたみたいなんです。
ところが、奈良の「鹿愛護会」によると、そこにはやむを得ない事情があるよう
なんです。
値上げに踏み切ったのは消費税増税のほか、米ぬかや小麦粉などの材料費の高騰、また、観光客の増加によって 人がシカにかまれる事故や「シカが弱っている」などの通報が多く寄せられ、 シカの保護活動費が増えているため 。
奈良公園は日本人のみならず外国人観光客にも人気のスポットですからね~
相当な観光客数になることは容易に想像できます。
こういった状況を鑑みれば、鹿せんべいの28年ぶりの値上げもやむを得ないだろ
うなと納得がいきますね。
鹿せんべいは毎月約20万束を売り上げ、とても観光客に人気なのだそうです。
150円から200円へと50円の値上げになりますが、 値上げ分だけでも約1,000万
円の収益アップにつながりそうです。
その値上げ分で奈良公園の鹿たちがこれから少しでも平和で元気に過ごせるよう
になってもらいたいですよね!
まとめ
今回は奈良公園の鹿たちのおやつである「鹿せんべい」の値段の推移を調べて
みました!
昔と比べるとだいぶ値段が上がってしまったようですが、これも奈良公園の維持
や鹿たちの保護のためというとても大切な理由でした。
鹿たちには元気でいてもらって、これからも観光客の絶えない素敵な奈良公園で
あってほしいですね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!!
関東在住の会社員です。
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